脱毛機器の画像

医療脱毛とは、主に医療機関専用の脱毛レーザー機器を使用し、医師や看護師の資格を持ったものが行う脱毛のことです。

脱毛に関しては、自宅でカミソリや脱毛クリームなどを使用し、自分で処理されていることもあるかもしれませんが、、こうした自己処理を続けていると、肌にダメージを与えてしまう場合もあります。
また、エステサロンや脱毛サロンで脱毛することもできますが、これらの施設で行われているのは「光脱毛」という方法のもので、医療脱毛とは異なるものです。

医療脱毛とエステサロン等の脱毛(光脱毛)の主な違いは
以下のようなものです

医療脱毛(レーザー脱毛) エステ脱毛(光脱毛)
効果 毛根を破壊することにより、永久脱毛が可能です。 毛根にダメージを与えるに止まり、効果は除毛、減毛のみとなります。
施術回数 レーザーのパワーが強力のため5~8回、多くは1~2年で完了します。 光のパワーが弱く、10~20回、2~3年通う必要がある場合があります。
痛み 個人差はありますが、ゴムではじかれるような痛みを感じる場合があります。痛みに弱い方のために、麻酔クリームを使うこともあります。 痛みは比較的少なくなっています。
施術担当者 医師、看護師が担当します。 資格はとくに必要ありません。
安全性 皮膚のトラブルが生じた場合は、すぐに医師が対応します。 皮膚のトラブルに対しての対応が、難しい場合があります。

サロンで使用する機器は、医療資格がないスタッフでも扱えるものであるため、パワーが低く抑えられており、レーザーのように毛を生やす組織を破壊するような力はなく、一定期間後にまた生えてくる可能性が高くなっています。
医療者が行う「医療脱毛」は、レーザーを使用することができ、しかも医師の管理の下で行うため、毛根からの脱毛処理を行うことが可能で、「永久脱毛」が期待できます。
衛生管理も行き届くなど、安心感もあります。

医療脱毛の注意点(デメリット、副作用等)としては
以下のようなものがあります

  • ダウンタイムとして一時的に赤みが生じることがありますが数日程度で落ち着きます。
  • レーザーが黒い色素(メラニン)をターゲットにするため白髪や薄い毛は脱毛できません。
  • 日焼けをしていると脱毛できない場合があります。
  • まれですが、熱のダメージによるやけど、色素沈着のリスクがあります。
  • しみ・アザ・ホクロは火傷の危険性があります
  • 毛根周囲のダメージによる炎症(毛嚢炎)やニキビなどが生じることがあります。
  • 少し太めの毛が残る(硬毛化)可能性があります。