- 2025年5月7日
神戸で便秘にお悩みの方へ|つらい便秘、放置しないでください(いけざわ神戸元町クリニック)
「たかが便秘」と思っていませんか?多くの方が悩まされている便秘ですが、実は様々な病気が隠れているサインかもしれません。つらい症状を我慢したり、市販薬でその場しのぎを続けていると、思わぬリスクにつながることもあります。
神戸元町にある、いけざわ神戸元町クリニックでは、便秘の原因を専門的に診断し、患者様一人ひとりに合わせた適切な治療をご提案しています。便秘でお悩みの方は、お一人で抱え込まず、ぜひ一度ご相談ください。
1. 便秘を放置していませんか?隠れたリスクを知ってください
多くの人が経験する便秘ですが、単なる不快な症状と軽視するのは危険です。慢性的な便秘は、以下のような様々なリスクを高める可能性があります。
- 大腸がんのリスク向上
便秘によって便が腸管内に長く留まることで、便中の成分が腸管粘膜に長時間接触します。これが大腸がん増加の一因となる可能性が指摘されています。特に、便秘の原因自体が大腸がんであるケースも少なくありません。
- 痔の発生・悪化
便秘に伴う強いいきみは、肛門のうっ血を引き起こし痔核(いぼ痔)の原因となります。また、硬い便は肛門を傷つけやすく、裂肛(切れ痔)の最大の原因です。さらに、慢性的な排便異常は痔ろうの原因にもなり得ます。
- 腸閉塞や大腸穿孔の危険性
硬く溜まった便が原因で腸が完全に詰まってしまう腸閉塞や、便の圧迫により腸壁の血流が悪化し壊死して穴が開く大腸穿孔といった、命に関わる重大な状態を引き起こすこともあります。
- 全身の不調
便秘は、ニキビや肌荒れなどお肌のトラブルだけでなく、腹部の張りや痛み、食欲不振、吐き気、お腹の不快感、さらには肩こりや腰痛など、全身の不調につながることもあります。
便秘は決して「体質だから仕方ない」とあきらめるべき症状ではありません。背景に重大な病気が隠れていたり、放置することで新たな病気を引き起こしたりするリスクがあるのです。
2. こんな症状はありませんか?専門医への受診をお勧めします
以下の症状がある場合は、単なる便秘ではなく、専門的な検査が必要な場合があります。お早めに消化器内科を受診することをお勧めします。
- 便秘が長く続いている
- 市販薬(漢方薬)を使っても改善しない、または薬の使用量が増えている
- 便秘と下痢を繰り返す
- 便に血が混じる(血便・下血)
特に鮮やかな血や、タールのような黒い便(胃や十二指腸からの出血の可能性)には注意が必要です。
- お腹の張り(腹部膨満感)や痛みが強い
- 吐き気や嘔吐を伴う
- 急に体重が減少した
- ひどい貧血を指摘された、顔色が悪いと言われる
- 便潜血検査で陽性と判定された
- お腹の中にしこりを感じる
これらの症状は、機能的な便秘だけでなく、大腸がん、腸閉塞、過敏性腸症候群、腸管癒着、炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎やクローン病) 、甲状腺機能低下症や糖尿病などの全身疾患、薬剤の副作用など、様々な原因が考えられます。特に、便通異常や血便は、大腸がんの重要なサインである可能性があります。
3. 便秘の原因を正確に診断し、あなたに合った治療を
便秘の治療は、その原因を正確に特定することから始まります。当院では、経験豊富な消化器専門医が以下の方法で丁寧に診断を行います。
- 詳細な問診・診察:生活習慣や食習慣、既往歴、内服薬、症状の経過などを詳しくお伺いします。
- 内視鏡検査(胃カメラ・大腸カメラ):便秘の原因として最も注意すべきは大腸がんです。器質的な病気(大腸がん、ポリープ、炎症など)の有無を直接、精密に調べます。血便がある場合や、便秘の症状が変化した方には、特に大腸カメラをお勧めします。
当院の内視鏡検査の特長
- 専門医による質の高い検査:経験豊富な消化器内視鏡専門医が全例担当します。
- 苦痛を抑える配慮:鎮静剤・鎮痛剤の使用、お腹の張りを軽減する炭酸ガス、痛みを和らげる軸保持短縮法など、患者様の負担を最小限にする工夫を行っています。眠っているような状態で楽に検査を受けていただくことも可能です。
- 最新機器とAI技術:拡大機能やAI診断支援機能「CAD EYE」を搭載した最新の内視鏡システムを導入し、微細な病変の発見に努めています。
- 日帰りポリープ切除:検査中に発見されたポリープは、その場で切除できる場合があります。
- プライバシーに配慮した環境院内で下剤を服用される方のために、専用トイレ付きの前処置室を完備しています 。遠方の方も安心してご来院いただけます。 (※内視鏡検査の詳細については、胃カメラ、大腸カメラもご覧ください)
- その他の検査
必要に応じて、便潜血検査、腹部レントゲン検査、CT検査などを行い、診断を確定します。
診断に基づき、患者様の便秘のタイプや原因、ライフスタイルに合わせた治療計画を立てていきます。生活習慣(食事、水分摂取、運動など)の見直しのアドバイスに加え、便秘薬を適切に使用することで症状の改善を目指します。
薬物療法においては、単に薬を処方するだけでなく、長期的な視点で、ゆくゆくは薬に頼りすぎない排便習慣を目指すことも可能です。便秘治療には根気が必要なこともありますが、「治療すれば必ず改善する」という思いで、患者様と一緒に向き合っていきたいと考えています。漢方薬の併用なども検討可能です。
4. 神戸元町で便秘にお悩みなら -いけざわ神戸元町クリニックへ
便秘は身近な悩みですが、その背景には様々な原因や、時に重大な病気が隠れていることがあります。特に、便通異常や血便などの症状は、消化器疾患のサインとして見逃せません。
いけざわ神戸元町クリニックでは、日本消化器内視鏡学会専門医である院長を中心に、経験豊富な医師が消化器に関する幅広いお悩みを診察しています。また、最新の医療設備と専門医の知識・技術で、便秘の原因を正確に診断し、患者様一人ひとりに寄り添った治療をご提案いたします。
つらい便秘でお悩みの方、健康診断で便潜血陽性を指摘された方、神戸市内で便秘外来をお探しの方、お腹の調子が気になる方は、どうぞお気軽にご相談ください。